日本語フォント表示と配置、更新

Android実機で日本語が表示されない等の問題がある様子なので日本語対応のフォントIPAfont(IPAゴシック)を利用してテスト表示等までの流れを記載しておきます。

今回は「ipag.ttf」のフォントを利用します。このファイルをプロジェクトウィンドウにドロップします。 ドロップしたファイルのInspectorで、
サイズ(任意)
色(任意)
Character(ユニコード)
Font Rendering(アンチエイリアス無し)
を設定して、Applyをクリックします。

GameObject→Create Other→GUI textを選択してオブジェクトを生成し、Inspecterで初期テキストの内容やアンカーを設定し、フォントを先ほど設定した「ipag」に変更します。

スクリプトからの内容の更新は

this.guiText.text = “コードから日本語を打ちこみます。\n改行もテストします。”;

などとします。※改行は「\n」で行えます。

※フォントのサイズはそれぞれのサイズのフォントを用意して利用するものとします。
プログラム側でサイズ設定やらをごにょごにょしましたがandroid端末上でフォントが滲んだりして良い結果は得られず。

 

 

 

テライン設定

テライン(地形)を作成する手順を記載します。

Terrain→Create Terrainをするとテラインオブジェクトが配置されます。

このテラインを選択状態にして

Terrain→Set Resolutionを選択するとテライン情報を設定する画面が現れます。

○Terrain Width = 500

○Terrain Height = 50

○Terrain Length = 500

上記を設定します。これでテラインのサイズが決まりました。

 

 

ターゲット設定

今回はアンドロイド向けに開発するとします。

File→Build Settingを開き、プラットフォームからAndroidを選択しSwitch Platformをクリックします。

その後、Player SettingをクリックするとInspectorが開くのでカンパニーネーム、プロダクトネーム、アイコン、その他を設定します。

ここでアンドロイド上での画面の縦横固定設定、上部バーの表示、非表示などの設定が可能になる様子。

対象がAndroid4.0以下のバージョンでも、Android SDK 4.0がインストールされていないと怒られる。よってAndroid SDKのインストールフォルダ以下にある、「SDK Manager.exe」を起動してインストールします。

Other SettingsのIdentificationのBundle Identifierに設定しないと怒られる。 

端末の向きはLandscape Leftを選択する。is06ではなぜかLandscape Rightを設定してもポートレート状態のままだった。

開発中のプレビューについて、Gameタブに切り替えて、Maximie on Playを有効にします。Free Aspectを選択すると、さまざまな画面サイズが現れるので対象としている480×800の横向きになるものを選択します。※これらはターゲットがAndroidになっていると選択できるっぽい。

 

 

 

 

プロジェクト作成

起動し、create projectを選択。

C:\Documents and Settings\name\My Documents\New Unity Project\MyProject

などとして、デフォルトで作られるNew Unity Projectの下にMyProject(仮)というフォルダを用意した上で作成する。インポートするパッケージがずらりとあるが一旦は全て無視します。

これでカメラだけがあるシーン(scene)が出来上がる。ここに3Dモデルやライトなどのオブジェクトを配置して、配置されたオブジェクトに制御用スクリプトを適用してゲームとする。作られたシーンは名前をつけて保存します。

UNITYではシーンごとに作成する方法がデフォルトらしい。たとえばタイトル画面、ゲーム画面、ゲームオーバー画面はそれぞれシーンと捉えると、

○タイトルシーン

○ゲームシーン

○ゲームオーバーシーン

を開発することになる。※シーン間の移動はスクリプトで行う。

 

インストール

Android&iOS向けにビルドできる環境を作ります。

○Unity3.5.0(FREE)

○Android(FREE)

○iOS(FREE)

※AndroidとiOSは時期によっては有料になる可能性がある。それぞれPro版があるがどちらも有料となる。

https://store.unity3d.com/products

から入手(購入)。個人情報などの入力をして、ライセンスをメールで受け取る。

http://unity3d.com/unity/download/

からダウンロードしてインストール。

起動し、Registarを選択し、Internet activationを選択。ブラウザが開き、サイト上でライセンス入力欄にライセンス文字列を打ち込みActivate Unityをクリックして完了。

※起動後にRegistarを選択できるウィンドウが立ち上がらない場合は、Help→Enter serial numberをクリックします。

適当にプロジェクトを作成して、UnityのメニューからFile→Build & RunをみてAndroidでビルドできるようになっていることを確認します。

※WINDOWSの開発環境ではiOS向けにはビルド出来ない様子。